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今、アダム・カヘンの原点に立ち返る意味とは━━(小田理一郎:チェンジ・エージェント代表取締役)━━『それでも、対話をはじめよう』訳者による解説一部公開
本書は、アダム・カヘンが執筆し二〇〇八年に日本で出版された最初の著作『手ごわい問題は、対話で解決する』(ヒューマンバリュー)の新訳版です。 アダム・カヘンは、世界でももっとも注目される対話ファシリテーターの一人です。彼は世界五〇カ国で、民族対立や和平後の国づくり、医療問題や食糧問題、気候変動などさまざまな課題に取り組み、その中には国内外から驚きをもって讃えられるような成果を導いたプロジェクトが数多く含まれます。 企業内での経営幹部向けファシリテーションを経て、一九九三年に
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記事をすべて見る すべて見る学びに「喜び」と「誇り」を⾒出す学校とは?〜「美しい作品(beautiful work)」とPBLの最先端【『⼦どもの誇りに灯をともす』対談イベントレポート】
2023年3月に発刊された『⼦どもの誇りに灯をともす』は、アメリカの小さな学校の教師だったロン・バーガーの教育思想が詰まった一冊です。全米屈指のPBL(プロジェクト型学習)校、ハイ・テック・ハイにも影響を与え、現場の教師に20年読み継がれてきました。 クラスメートから批評してもらい、何度も推敲を重ねてつくりあげた美しい作品(beautiful work)をみんなの前で発表する。プロジェクト型の授業を通して生き生きと学ぶようになる子どもたちの姿が本書には描かれます。 ⽇本の
対立の声を聞く〜「違い」が浮き彫りになる時代に求められる「エルダーシップ」とは何か【『対立の炎にとどまる』対談イベントレポート】
「対立をしっかり立てる」勇気 松村:では簡単に自己紹介からいきましょうか。僕はバランスト・グロース・コンサルティング株式会社という、組織開発やコーチングの提供を行う会社で取締役をしつつ、日本プロセスワークセンターの教員としても活動しています。 プロセスワーク(※)との付き合いは長く、『対立の炎にとどまる』の著者、アーノルド・ミンデルさんにアメリカで師事していたこともあります。また、書籍の翻訳を担当させていただきました。よろしくお願いします。 櫻本:もともとは外資の証券会社