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あなたのアイデアの解像度を診断しよう──『解像度を上げる』本文一部公開
新聞やテレビ、インターネットなどで流れてくるニュースや記事などを見て、疑問が湧くことはあるでしょうか。
もし「へえ、そうなんだ」と疑問を持たずに受け取っているとしたら、その領域についての解像度はまだ十分高くないのかもしれません。解像度が高い状態であれば、一つのニュースを見るだけで、「たしかにそのような面もあるけれど、もっと別の面からはこういう意見もあるよね」と他の角度からの見方を知っていたり、「
曖昧な思考を明晰にする4つの視点──『解像度を上げる』本文一部公開
解像度が高いとはどういうことか、もう少し詳しく見ていきましょう。
「健康になりたい」という人にアドバイスする場合を例にとって考えてみます。様々な選択肢が思い浮かびます。食事制限かもしれませんし、運動かもしれません。すでに病気にかかっていれば、治療が必要かもしれません。「健康になりたい」というのはあまりにも漠然とした要望のため、答えに窮します。そこでまずはその人に質問をして、現状把握することが必要
『解像度を上げる』「はじめに」全文公開
「提案をつくってみたが、大事な何かが抜けている気がしていて、モヤモヤが晴れない」
「この人の話は地に足がついていなくて、ふわふわしている」
「言いたいことは分かるけれど、説得力が弱いように感じる」
仕事をする中で、こんな経験をしたことはないでしょうか。
議論の見通しが悪いときや、言説の内容が曖昧なとき、論点がはっきりとしないとき、物事を十分に理解できていないと感じたとき……。カメラのピントがあっ
「プログラムが終わった後が、本当の始まりなんですよね。」(学習する組織×セルフマネジメント 参加者インタビュー)
ビビビときてすぐに申し込みました。田中:吉野さん、今日はよろしくお願いします。プログラム中「のりさん」と呼んでいたので今日も、のりさんと呼ばせてください。
吉野:はい! どうぞよろしくお願いします。
田中:まずは、「学習する組織×セルフマネジメント」参加のきっかけを教えてください。なにが突き動かしたのでしょう?
吉野:実は、ビビビときて、ほぼ即決だったんです。
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