『仮説行動』の「はじめに+第1章」を全文公開します。
はじめに旅行先でハイキングをしていると、森の中に迷い込んでしまい、スマートフォンの電波もつながらなくなってしまった、という状況を思い浮かべてみてください。登山用のアプリも入っておらず、地図もないため、一体自分がどこにいるのかも分かりません。来た道も分からなくなってしまいました。
そんなとき、周りにあるわずかな手掛かりをもとに、「どちらに進めば脱出できるのか」と必死に考えるでしょう。そして「こちらに進んでみるのがよいのではないか」と思ったとします。
それは、この森から抜け出