【参加募集中!】描くことで、人はどう変わるのか?:「絵が苦手」だった読者モニター3人が体験したこと
「絵が苦手」な人たちが、半年絵を描いたら、どうなった!?
話したり文章を書いたりするのではなく、絵を「描く」ことで、「言葉にできない」自分の本音が見えてくる。そして、その本音と向き合うことができたときに、モヤモヤが消えていく。
企業や行政の会議、NHKの番組『週刊ニュース深読み』や『クローズアップ現代+』などでグラフィック・ファシリテーションをする山田夏子さんとともに、そんな「描く」ことの可能性を探ってきた、英治出版オンラインの連載 “言葉にできない”自分の本音に気づこう。
「絵が苦手な人、応募してください」
そんな募集文句で集まった読者モニター3人に、半年にわたって山田さんのワークショップに参加してもらい、その変化を追うかたちでお届けしてきました。
笑いあり、ときには仕事観や人生観の話で涙することもあった半年間。
絵が苦手だったはずの3人は、いつのまにかアート作品のような絵を描き、絵本作家のような物語をつくっていました。
そして、描くことで、未来への道標になるような「言葉にできない」自分の本音に出会ったようです。
今回のイベントでは、そんな探求の旅をした山田夏子さんと読者モニター3人をゲストに迎え、連載では追いきれなかった気づきや、描くことによる日常の変化を語り尽くしてもらいます!
聞き手は、英治出版フェローでDIAMONDハーバード・ビジネス・レビューの元編集長・岩佐文夫さん。本連載当初からモニターの変化に興味津々だった岩佐さんに、あの場でなにが起こっていたのか切り込んでいただきます。
美しくわかりやすくするために描くのではなく、自分の内面と向き合い人との関係を深めるために「描く」とはどういうことか。言葉ではない表現、アートの可能性に興味のある方に、ぜひご参加いただきたいイベントです。
参加者のみなさんにも、描くワークを少し体験していただく時間も予定しています。ぜひご参加ください。
イベント概要
●日時:2019年7月14日(日)14:00~16:00
※13:30:開場・受付開始
●会場:EIJI PRESS Base(東京都渋谷区恵比寿南1-9-12 ピトレスクビルB1F)
JR山手線 恵比寿駅 西口/東京メトロ日比谷線 恵比寿駅 徒歩3分
※写真付きの道順ご案内はこちらをご覧ください。
●参加費:3,000円(税込)
●定員:20名
●主催:英治出版
ゲストプロフィール
●山田夏子(やまだ・なつこ)
株式会社しごと総合研究所代表取締役、一般社団法人グラフィックファシリテーション協会代表理事、システムコーチ/クリエイティブ・ファシリテーター。
株式会社バンタンでアーティスト、デザイナーをめざす学生指導や講師マネジメント、バンタンデザイン研究所ヘア&メイクスクール館長、人事部教育責任者を経て、2008年株式会社しごと総合研究所設立。「クリエイティブ」を仕事や教育、生活などの中で、豊かな営みとして活用できるよう、グラフィック・ファシリテーションの講座、ワークショップや研修を提供している。NHK総合「週刊ニュース深読み」「クローズアップ現代+」などのTV番組で、グラフィック・ファシリテーションをすることも。
●読者モニターの3人
(左から)
・シンケル(31歳):製薬会社の開発職/職場の先輩に「あなたはどうしたいの?」と言われて、モヤモヤしていた。/仕事と家庭の両立にも悩み中。
・ハルちゃん(41歳):情報サービス会社の人材開発担当/2児の母で今は育休中。/子どもにはあって今の自分にはない気がする感覚を思い出したい。
・カトちゃん(35歳):機械メーカーの新規事業開発担当/理系的で冷静な自分と情熱的な自分との間で揺れ動いている。/アートとデザインの違いに興味あり。
●モデレーター:岩佐 文夫 ― 英治出版フェロー
1964年大阪府出身。1986年自由学園最高学部卒業後、財団法人日本生産性本部入職(出版部勤務)。2000年ダイヤモンド社入社。2012年4月から2017年3月までDIAMONDハーバード・ビジネス・レビュー編集長を務めた。現在はフリーランスの立場で、人を幸せにする経済社会、地方活性化、働き方の未来などの分野に取り組んでいる。ソニーコンピュータサイエンス研究所総合プロデューサー、英治出版フェローを兼任。(noteアカウント:岩佐文夫)
イベントの詳細・お申し込みはこちら!
連載のご案内
“言葉にできない”自分の本音に気づこう
話したり文章を書いたりするだけではなく、「グラフィック(絵)」を使うことで、「言葉にできない」本音が見えてくる。そして、その本音と向き合うことができたときに、モヤモヤが消えていく――。そう語るのは、企業や行政の会議、NHKの番組『週刊ニュース深読み』や『クローズアップ現代+』などで、グラフィック・ファシリテーションをする山田夏子さん。本連載では、彼女のワークショップに参加する読者モニター3人の変化を追うことで、グラフィックの力に迫ります!
第1回 :「絵が苦手な」読者モニター、3人が決定。グラフィック・ワークショップ、いよいよ開催へ。
第2回:グラフィックのワークショップなのに、絵を描かない?
第3回:読者モニターの語りを、山田夏子さんがグラフィックで描くとどうなるか?
第4回:グラフィック・ワークショップの宿題なのに、またもや描かない??
第5回:グラフィックの講座なのに、ひたすら線を描く。会場は擬音のオンパレード!
第6回:「絵が苦手」だったはずが、いつのまにか抽象画を描いていた!?
第7回:物語をつくると、「言葉にできない本音」が見えてくる!?
第8回:他人だったモニターは、なぜ「家族のような」関係になったのか
第9回:半年間描いて、何に気づいたか?