『ティール組織』の次本2(嘉村賢州:home’s vi代表理事)
株価の下落、従業員の意欲低下、元CEOのスキャンダル、創業者と取締役会の対立……まさに瀕死の状態から事業再生、そして大きな成長を遂げたアメリカ家電量販店大手のベスト・バイ。
同社のV字回復の原動力となったパーパスを目にしたとき、私は率直に「こんなに広くていいの?」と思いました。
「テクノロジーを通して、人々の暮らしを豊かにする」
この一文だけ読むと、ベスト・バイに限らず、他のさまざまな企業が掲げていてもおかしくないパーパスです。
しかし読み進めていくうちに私は確信しま