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【参加募集】最高の最期:本人・家族・地域に何ができるか(下河原忠道×占部まり)

「生きがい」は手放さなくていい、人生最期の瞬間まで。

入居者の「やりたい」が叶う異例の高齢者向け住宅を展開する経営者。
死生観をアップデートする対話の場を開き続ける医師。
二人とともに、「その人らしい人生の最期の迎え方」を考える。

~こんな方におすすめ~
・自分らしい最期について考えを深めたい方
・家族の最期と向き合うためのヒントを得たい方
・医療や介護に従事する方
・誰一人取り残さない地域コミュニティづくりに取り組む方
・常識を疑い、社会課題に挑戦をしている方

突然ですが、「あなたらしい人生の最期の迎え方」について語ることはできますか?
そして、家族などの大切な人がどんな人生の終え方を望んでいるのかを知っていますか?

それは、普段あまり考えたり話したりする機会がないことかもしれません。
もし考えていたとしても、周囲に気を遣ってなかなか「本音」が言えない話題かもしれません。

「本当は、好きなものを食べて、好きな場所で最期を迎えたいのだけど...」
「最期まで家族と暮らしたい。でも迷惑をかけたくない...」
「延命措置はどうして欲しいか、こちらからお願いするのは気が引ける...」

しかし、自身が重い病気に罹っているとわかった時や、大切な人が突然倒れた時、「その人が望む最期の迎え方」を知らずにいれば、適切な選択を取ることは困難です。反対に、望ましい最期の迎え方を共有できていれば、それが叶う世の中になりつつあります。

「人生の最期を自分らしく過ごしたい」「少しでも自由に生活したい」

そのような本人の思いを叶えるために、医療や介護の分野で独自の取り組みを行うお二人をお招きして、「最期の瞬間まで生き生きと暮らし、その人らしい人生の最期をどう迎えるか」をテーマにじっくりと語り合うイベントを開催します。

一人目のゲストは、株式会社シルバーウッド代表取締役の下河原忠道さん

下河原さんは、サービス付き高齢者向け住宅「銀木犀(ぎんもくせい)」の経営者です。その取り組みは常識破り。入居者の9割が認知症であるなか、彼らを管理するための「施設」ではなく、自由に出入りできる「住宅」をコンセプトにしています。入居者の「やりたい」を尊重して、地域の子どもたちや家族も利用できる駄菓子屋までオープン。「ここで人生の最期を迎えたい」と入居する高齢者が集まり、銀木犀における看取り率は業界の平均17%を大きく上回る76%という驚くべき数字です。これらの取り組みが注目を浴び、2018年にはテレビ東京の人気テレビ番組『カンブリア宮殿』で注目の経営者として取り上げられました。

二人目のゲストは、日本メメント・モリ協会 代表理事の占部まりさん

地域医療の充実を目指し内科医として勤務し、現在は地域包括ケア病棟という高齢者の患者が多い環境で働かれています。また、2017年に設立した日本メメント・モリ協会の活動として、医療者・宗教者・哲学者など多分野の人たちとともに「その人らしい最期」を考え、「死を想い、生を豊かにする」ための場づくりも展開中。活動の中で日々考えることを、英治出版オンラインの連載「死を想う:その人らしい最期とは」にて執筆中です。占部さんは、世界的経済学者の宇沢弘文氏の娘でもあり、宇沢氏が提唱した「社会的共通資本」という理論を医療現場の人々に伝える活動もされています。

「人生の最期」...それは誰もが迎えるもの。

・自分らしい人生をおくるために、必要な医療や介護とは何か
・最高の最期を迎えるために、本人・家族・地域の人たちはどのように関われば良いか
・医療や介護に関する社会の課題をどのように捉え、どう解決していくか

個人の生き方から社会の在り方まで、少人数・近距離で深く語り合える場にしたいと思います。人生において避けては通れない問いについて、ぜひ一緒に語り合いましょう。

イベント概要

●日時:2019年4月4日(木)19:00~21:00
※18:30:開場・受付開始
●会場:EIJI PRESS Base(東京都渋谷区恵比寿南1-9-12 ピトレスクビルB1F)
JR山手線 恵比寿駅 西口/東京メトロ日比谷線 恵比寿駅 徒歩3分
●アクセスマップ:http://www.eijipress.co.jp/base/
●参加費:3,000円(税込)

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