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岩佐文夫「ベトナム、ラオス、ときどき東京」

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「海外に住んでみたい」という願望を50歳を過ぎて実現させた著者。日本と異なる文化に身をおくことで、何を感じ、どんなことを考えるようになるのか。会社員を辞め雑誌編集者という仕事も辞… もっと読む
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#働き方

[最終回]「いったい何があるというのか」と言われるラオス。その田舎に何があったか(岩佐文夫)

[最終回]「いったい何があるというのか」と言われるラオス。その田舎に何があったか(岩佐文夫)

「海外に住んでみたい」という願望を50歳を過ぎて実現させた著者。日本と異なる文化に身をおくことで、何を感じ、どんなことを考えるようになるのか。会社員を辞め編集者という仕事も辞めてキャリアのモデルチェンジを図ろうとする著者が、ベトナムやラオスでの生活から、働き方や市場経済のあり方を考える。
連載:ベトナム、ラオス、ときどき東京

悪路を5時間、クルマで走る「ラオスは田舎がいいですよ」
首都ビエンチャ

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生活と仕事が一体化したラオス(岩佐文夫)

連載:ベトナム、ラオス、ときどき東京
「海外に住んでみたい」という願望を50歳を過ぎて実現させた著者。日本と異なる文化に身をおくことで、何を感じ、どんなことを考えるようになるのか。会社員を辞め編集者という仕事も辞めてキャリアのモデルチェンジを図ろうとする著者が、ベトナムやラオスでの生活から、働き方や市場経済のあり方を考える。

日本人にとって実に羨ましいラオスの日常先日ラオスでタクシーに乗ると、助

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本来、働き方の選択肢は、ずっと広いはずである。(岩佐文夫)

本来、働き方の選択肢は、ずっと広いはずである。(岩佐文夫)

連載:ベトナム、ラオス、ときどき東京
「海外に住んでみたい」という願望を50歳を過ぎて実現させた著者。日本と異なる文化に身をおくことで、何を感じ、どんなことを考えるようになるのか。会社員を辞め編集者という仕事も辞めてキャリアのモデルチェンジを図ろうとする著者が、ベトナムやラオスでの生活から、働き方や市場経済のあり方を考える。

そこにはユニークな働き方をしている人たちがいた3か月のベトナム滞在はあ

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ベトナムで、欧州や南米の人と一緒に、南アフリカの人から英語を習う

ベトナムで、欧州や南米の人と一緒に、南アフリカの人から英語を習う

ベトナムで英語教室に通ったら、生徒は欧州や南米の人たちがたくさん。毎回の授業では各国の文化や習慣の「違い」がよく話題にのぼる。しかし「同じだな」と感じることもしばしば。違いだけでなく共通点を見つけることからも異文化の理解は進むのではないか。

ベトナムで英語以外に人気の外国語はベトナムに来て感じたのは、英語を話せる若い人が多いということである。ホテルやレストランはもちろんのこと、ちょっとしたカフェ

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「海外に住む」と決めたものの、何から始めるか?

「海外に住む」と決めたものの、何から始めるか?

初めての海外生活は半年。場所はラオスとベトナムのハノイと決めたのが昨年末。出発の3月19日に向け、年明けから準備に大忙し。当初はラオス→ベトナムの順に滞在する予定だったが、下見をしてベトナム→ラオスに変更することにした。

「ラオス→ベトナム」から「ベトナム→ラオス」へラオスとベトナムに住むと決めたのが2017年の秋。とはいえ海外に住むのは初めてなので、何から初めていいのかわからない。ベトナムは一

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「そうだ、海外に住もう」となったきっかけ

「そうだ、海外に住もう」となったきっかけ

50代になって初めて海外生活をしようと思ったきっかけは何か。連載の初回は、会社員を辞めてフリーランスになり、ベトナム、ラオスに住むことにした経緯を紹介する。

まったく新しい仕事をしようと会社員を辞めたのだが…2017年の夏、僕は31年に及ぶ会社員生活に終わりを告げた。そのキャリアは一貫してビジネス系編集者。最後は世界的なマネジメント誌の日本語版編集長もさせてもらった。独自の特集や連載、優れた若手

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