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英治出版オンライン
2019年3月14日 19:00
自分らしい最期とはどんなものだろうと考えることがあります。私の理想は、どこかの施設に入り――その頃にはどこの施設も後でご紹介する銀木犀(ぎんもくせい)のようになっていると信じています――、だんだん食事の量が減り、それに伴い眠る時間が長くなり、波の音を聴きながら、お気に入りの毛布と枕に包まれて眠るように終わりを迎える、というものです。みなさんにとって「自分らしい最期」とはどんなものでしょうか