占部まり「死を想う」

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ノート

「よりよく生きる」とはどういうことか

日本メメント・モリ協会を設立し、「死を想うことで生が豊かになる」ことについて考える場を提供している著者。生の豊かさを感じづらい終末期や病床においても、「よりよく生きている」と感じられるようになるには。そして、その人らしい最期を支える上で家族や医療従事者ができることは何か。

映画『潜水服は蝶の夢を見る』が教えてくれたこと

よりよく生きるとはどういうことか。そのことを、私は内科医として患者さんたち

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命の捉え方が変わった、2つの出会い

どうすれば「死を想う」ことを身近に、前向きに捉えられるか。著者にとって忘れえぬ幼少期の原体験、そして自身の活動の転機となった出会いを語る。

憧れのあの子との別れ

「あなたはまだ小さいから、お通夜には行かなくていいの」
「どうして? いやだ、絶対に行く」

私が初めて「死を想う」経験をしたのは、まだ幼稚園児だったときのこと。近所に住んでいた同い年の女の子が、先天性の心疾患で亡くなりました。素敵な

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「死の文化」に疑問を感じたきっかけ

日本メメント・モリ協会を設立し、医療従事者や宗教者や哲学者とともに生と死を考える場を提供している著者。連載初回は、ある患者さんを看取った経験から「死を見つめ直す」活動をはじめた背景を語る。

治療をやめたことで、静かな死を迎えたAさん

「テレビのチャンネルはこれでいい?」
「うん。いつもありがとね。先生」
「どういたしまして。こちらこそありがとう」

これが、90歳を超えたAさんと最後に交わした

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