ティール組織、ホラクラシー……いま新しい組織のあり方が注目を集めている。しかし、どれかひとつの「正解」があるわけではない。2人のフロントランナーが、業界や国境を越えて次世代型組織…
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#組織論
『ティール組織』の次本2(嘉村賢州:home’s vi代表理事)
株価の下落、従業員の意欲低下、元CEOのスキャンダル、創業者と取締役会の対立……まさに瀕死の状態から事業再生、そして大きな成長を遂げたアメリカ家電量販店大手のベスト・バイ。
同社のV字回復の原動力となったパーパスを目にしたとき、私は率直に「こんなに広くていいの?」と思いました。
「テクノロジーを通して、人々の暮らしを豊かにする」
この一文だけ読むと、ベスト・バイに限らず、他のさまざまな企業が
「ティール組織」は目指すべきものなのか?――『ティール組織』著者フレデリック・ラルーさんを訪ねて③
『ティール組織』著者のフレデリック・ラルー氏は、ほとんど講演や取材を行わない。そのため、世界中でムーブメントが広がる中、本人がどのような暮らしをしているのか、どんな活動を行っているのかについては、ほとんど情報がなかった。
本連載の著者らも、これまでの取り組みの中であえてラルー氏に会うことはせず、海外と日本のコミュニティで独自の探求を続けていた。しかし2018年5月、ついに両者の邂逅が実現する。
「本当にいい組織」ってなんだろう? すべてはひとつの記事から始まった(嘉村賢州+吉原史郎)
大反響を呼んだ『ティール組織』解説者の嘉村賢州氏、『実務でつかむ!ティール組織』著者の吉原史郎氏。2人のフロントランナーが、業界や国境を越えて次世代型組織(Next Stage Organizations)を探究する旅に出る。
連載初回は、2人の原点に焦点を当てる。まったく異なるキャリアの2人が、どんな問題意識をもち、なぜ共に道を歩むようになったのか。これまで語られてこなかった素顔に迫る。聞き手は