マガジンのカバー画像

連載「映画で貧困は救えるか」

16
途上国の子どもたち向けに移動映画館を展開する著者。カンボジアをはじめとした世界各国5万人以上に映画を届けてきた実績とは裏腹に、活動の存在意義を自問自答する日々。食糧やワクチンを届… もっと読む
運営しているクリエイター

#安田菜津紀

行動を止めない、思考も止めない、迷いとともに:「『迷い』と向き合い続ける力」イベントレポート(小林祐子)

行動を止めない、思考も止めない、迷いとともに:「『迷い』と向き合い続ける力」イベントレポート(小林祐子)

「迷い」という言葉を聞くと、多くの人はネガティブな印象を抱くのではないでしょうか? だけど実は、「迷い」を安易に捨てて手近な「正解」に飛びつくのではなく、「迷いと向き合い続けること」に備わる力もあるのではないか。

そんなテーマを掲げ、迷いや葛藤と向き合う機会が多いであろう途上国や被災地で活動する二人の登壇者をお招きしてトークイベントを開催、そこに参加した小林祐子さん(英治出版オンライン 編集パー

もっとみる
西日本豪雨に思う――NPO代表の私が無力を感じる瞬間と、支えにしている言葉。(教来石小織)

西日本豪雨に思う――NPO代表の私が無力を感じる瞬間と、支えにしている言葉。(教来石小織)

世界をよりよい場所に変えるミッションを掲げて邁進するNPO。その創設者・代表であっても、活動の意義に迷い、自信を失うことも。
カンボジアをはじめとする途上国で移動映画館を展開するWorld Theater Project代表の教来石さんは、どんなときに、どんな迷いを抱くのでしょうか? そして、教来石さんがそれでも進み続けるために支えにしている言葉とは?

活動に自信がなくなるときこの世で一番美しい

もっとみる