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「学習する組織×セルフマネジメント」全6回・3か月の学びを凝縮してご紹介します。

「学習する組織×セルフマネジメント」とは、マネジメントの名著『学習する組織』(英治出版)と、国内外のリーダーに支持される「セルフマネジメント」を同時に深く学べる、これまでにない実践プログラムです。

経営者、起業家、新規事業マネジャー、組織開発コンサルタント、人事、学校教員、編集者など様々な方に参加いただき、このプログラムを2022年からともに育んできました。

本記事では、「学習する組織×セルフマネジメント」第4期(2024年夏開催)の参加者から2名の「200字体験談」をご紹介します。全6回・3か月にわたるプログラムでの気づきや学びを数行に凝縮。

プログラムの参加を検討されている方、『学習する組織』『ドラッカー・スクールのセルフマネジメント教室』の読者の方のご参考になれば幸いです。

本に囲まれた真っ白な空間「EIJI PRESS Lab」で行われた第4期初日の様子。

「自分のマネジメント」からはじめよう。

「日々の選択」に大きな影響を与えているのが、まさか「自分の内面の状態」だなんて…。いい状態で、いい選択ができると、自分と周りのいい関係が築かれ、いい行動が生まれ、いい結果につながる。

この話を最初に聞いたとき「ふーん」だったのが、実践するうちに「自分の中でパラダイムシフトが起きている」と実感していきました。「私はいまどのゾーン?」と問いかけるだけで自分の状態に自覚的になれる、実践しやすさが魅力です。(製造業、人事、40代男性)

解説①「レジリエンス・ゾーン」
グリーン、レッド、ブラックの3つのゾーンの状態やメカニズムを学ぶことで、どんなにときに「恐れ」や「疲労・疲弊」を感じ、どんな感情・身体・思考の反応が生まれるかに気づき、自分自身(神経システム)をマネジメントするスキルを身につけます。

出来事の裏側にあるパターンと構造を見る。

プログラム終了後、実家に帰ったとき母と話していて「私は母を変えようとするから、よく喧嘩するんだ」とハッとさせられることがありました。相手の立場に立っているつもりが、まるで聞いていなかった。プログラムでの学びと日常の実践がつながった経験でした。

目に見えやすいことだけでなく、「アーティファクト」と「メンタルモデル」に意識を向けることで、職場での出来事の裏側にあるパターンや構造に少しずつ気づけるようになってきました。(コンサルティング、取締役、30代女性)

解説②「氷山モデル」
問題に直面したときや何かに成功したとき、私たちは目に見えやすい「できごと」に注目しがちです。氷山モデルは、組織や社会や環境といったシステムを氷山にたとえ、できごとの奥にある「パターン」「システム構造」をチームや関係者が集って探求します。そうすることで、ものごとの表面に現れていないことや、システムの全体像に気づくことができます。

2025年1月から第5期スタート