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【参加募集】「迷い」と向き合い続ける力:途上国・被災地で活動する二人とともに考える(安田菜津紀×教来石小織)

「迷い」を抱くことは、弱さではない――。
途上国で移動映画館を展開するNPO代表、被災地や難民キャンプを取材し続けるフォトジャーナリスト、二人とともに「迷い」が持つポジティブな力を探る。

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~こんな方におすすめ~
・助けになりたい誰かに対して、今よりももっと寄り添えるようになるヒントが欲しい方
・「自分の善意は自己満足なのではないか」「本当に正しいことをできているのだろうか」と悩んでいる方
・自分の信念に対して頑なになってしまっていると感じる方
・国際協力や被災地支援などを行うNPO活動者やボランティアの方
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「迷い」――多くの人はこの言葉に対してネガティブな印象を抱くのではないでしょうか?

「もやもやを抱え続けたくない」
「自分がやっているのは正しいことだと信じたい」
「ぶれない信念こそが強さだ」

そんな思いから、過去の成功体験や、慣れ親しんだ考え方、著名人の発言など、手の届きやすい「正解」に早くすがりつきたくなってしまう...そんな経験はないでしょうか?

でも、本当に誰かの力になりたいと思ったときに大切なのは、性急に「正解」や「信念」に頼るのではなく、「迷い」を抱き続け、他者に寄り添う余地を持つことではないか。
真摯に「迷い」と向き合い続けることには、人や社会と関わる上でポジティブな力があるのではないか。

そんな問いを中心に、迷いや葛藤の多い途上国や災害現場で活躍するお二人をお招きして、「迷いと向き合い続ける力」についてじっくりと語り合うイベントを開催します。

一人目のゲストは、東南アジア、中東、アフリカ、日本国内において、難民や貧困、災害などの取材を進めるフォトジャーナリスト、Dialogue for Peopleの安田菜津紀さん。人気テレビ番組『情熱大陸』への出演経験もあり、現在はTBSテレビ『サンデーモーニング』にコメンテーターとして出演中です。
被災地や難民キャンプの現場では、「写真では直接的に人々の命を救うことはできない」という葛藤を感じ、人々にカメラを向けることに対して「うしろめたさ」を感じることも少なくないそうです。それらの感情とどのように向き合いながら、安田さんは現場へ通い続け、シャッターを切っているのでしょうか。

二人目のゲストは、カンボジアをはじめとする途上国の農村部で移動映画館を展開する、NPO法人World Theater Project代表の教来石小織さん
これまで世界各国5万人以上の子どもたちに映画を届け、去年は第32回人間力大賞文部科学大臣賞を受賞。しかしそんな実績をよそに、活動開始から6年経った今でも、活動の根本に関わる様々な葛藤を抱え続けているそう。それらの迷いと向き合っていく様子は、英治出版オンラインにおける連載「映画で貧困は救えるか――『途上国×移動映画館』で感じた葛藤と可能性」にて執筆中です。

世界規模で活動を続けるお二人は、活動のなかで日々生まれる様々な「迷い」や「葛藤」にどう向き合っているのか。そして、答えのない曖昧な状況のなかで、迷いとともに歩み続けるために大切にしていることは何なのか。近距離・少人数での密度の濃い対話を通じて、「迷い」と向き合い続ける勇気と、そのために必要な心がまえを得られる場にできればと思います。

ぜひご参加ください!

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