連載「映画で貧困は救えるか」

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ノート

「ネパールで生まれた僕は夢を持てない」(教来石小織)

途上国で移動映画館を展開するWorld Theater Projectの教来石さん。2019年3月、あるきっかけからネパールへと飛び立ちました。

「生まれ育った環境に関係なく、子どもたちが夢を持ち人生を切り拓ける世界をつくる」、そんなミッションを掲げてきた活動ですが、ネパールで直面したのは「生まれ育った環境がいかに大きいか」という厳しい現実でした。

ある面影を求めて——私がネパールに飛んだ理由

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挑戦をやめたらそこで試合終了ですよ。(教来石小織)

去年10月から始まった連載「映画で貧困は救えるか――『途上国×移動映画館』で感じた葛藤と可能性」。著者が活動のなかで感じる葛藤が真摯に綴られてきましたが、新年初となるこの記事では少し方向転換。ここまでの連載執筆を振り返りつつ、2019年はどんな挑戦をするのかを語ってもらいました。
これまでの記事にはなかった教来石さんの実際の雰囲気と、衝撃のラストをお楽しみください。

――明けましておめでとうござ

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スマホとYouTubeが普及しても、移動映画館を続ける理由(教来石小織)

映画を発明したと言われている人物は二組います。アメリカのエジソンと、フランスのリュミエール兄弟。前者が発明したキネトスコープは、覗き穴から一人で映画を観るタイプ。後者が発明したシネマトグラフは、映像をスクリーンに投影することによってみんなで映画を観るタイプ。
リュミエール兄弟は、「映画を発明したのではなく、映画を観る大衆を発明した」と言われています。人々をひとつの場所に集める――映画が持つこの力に

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映画からもらった夢に乗って、いま私は生きている(教来石小織)

6年間にわたり途上国の子どもたち向けに移動映画館を展開してきた著者。活動のなかで感じる葛藤や可能性と向き合っていく本連載ですが、そもそもなぜこの活動は始まったのでしょうか? 映画の力を信じる原点には、著者自身が映画に救われた体験がありました。
連載:映画で貧困は救えるか――「途上国×移動映画館」で感じた葛藤と可能性

心の貧困を知っている。

心がどんどん貧しくなるのはどんなときかということも。そ

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映画は世界を戦争から救えるか?(教来石小織)

カンボジアの農村地域を回る移動映画館を延べ500か所以上で展開してきた著者。2年前、内戦時代の記憶を引きずるある村で上映したのは、当時の様子を描いた映画でした。

その日の上映会で、村人にある変化が――

貧困を引き起こす大きな要因でもある戦争に対する、著者が感じた「映画の力」とは?

連載:映画で貧困は救えるか――「途上国×移動映画館」で感じた葛藤と可能性

日本が誇る巨匠・黒澤明監督は、生前こ

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ただ生きるためだけなら、映画なんて必要なかった(教来石小織)

映画の力を信じて途上国での移動映画館を続けてきた著者を襲った、突然の腹痛、そして入院――
動けない体で感じた、活動の信念に生じた迷いとは。そして、それでも映画に残されていると信じる可能性とは。

突然の入院

明日から1週間、講演に打合せに英治出版オンラインの締め切りに忙しくなるぞと思っていた夜、腹痛に襲われた。病院に行くと、原因を告げられ、そのまま緊急手術をうけることになった。

状況を理解する

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夢だった活動が広がることで、新たに生まれる不安(教来石小織)

途上国の子どもたち向けに移動映画館を展開する著者。カンボジアをはじめとした世界各国5万人以上に映画を届けてきた実績とは裏腹に、活動の存在意義を自問自答する日々。食糧やワクチンを届けるべきではないのか? 映画を届けたいのは自分のエゴではないのか? 映画は世界を変えられるのか? 本連載では、「映画で貧困は救えるか」をひとつの象徴的な問いとして、類を見ない活動をするNPO経営のなかで感じる様々な葛藤や可

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